方 位(その他 20)
[敬称略]
は質問が二つ以上に跨っているので重複掲載しています。
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投稿者:よう 不明
少しお尋ねします。身辺の重要な相談ごとや仕事などを凶方といわれる方角の方にした場合、電話や手紙、日帰り、あるいは何度か回数を重ねる場合などどの程度の影響があるのでしょうか。悪影響がある場合でも連絡の必要があるときの注意点やそれでも絶対避けたほうがいいことなど、よろしくお願いします。そちらの方面の方との縁ができたとき 挨拶程度のやりとりのつきあいもあえて始めたりしないほうがいいのでしょうか。関わり過ぎることも言葉が足りないこともトラブルのもとになることありますが。迷ったときの判断の仕方などあればお願いします。
大塚考祥 不明

 日(方位)を選んでも(吉方でも)そううまく運ぶものではありません。言い替えれば、凶方であっても結果が悪いと言い切れません。もし、凶方であればそれなりの用心をすれば良いのであって、自分で日を選べる場合は吉方の時に、そうでなければあまり方位(日の)にこだわるべきではありません。
 後段の件や先方からの新規の働きかけ(取引の申込みや依頼事)の場合は月の方位を主にして、先方方位が暗剣殺/五黄殺/破の場合は注意が必要ですが、その他の凶方(死気/殺気/本命殺/的殺)の場合はその方位に入っている九星の象意で判断します。これは吉方でも同じで、迷ったときの判断もそうです。

 一例を挙げれば、二黒方位が吉方で、その方位から縁談があった場合の判断は、働き者/高度の教育を受けてない/旧家だが昔ほどのことはない、などと判断しますが、これは何の手掛かりのない場合ですから予測に過ぎません。
なお、言葉の過不足によるトラブルは三碧/七赤又は東/西の凶方の場合に多くみられます。
日の方位を利用される方のために、当館では生年月日に対応した1カ月間の毎日の方位を記した「方位カレンダー」を発行しています。詳細は#気学会のご案内にあります。

参考ページ:気学会のご案内
先生どうも有難うございました。よくわかりました。それからその場合年の方位はあまり気にしないでよいのでしょうか。年の凶方避けた上でのことですか。今年の年の破の方位教えて頂けますか。それが本命殺より悪影響あるのですか。
日常の行動に年の方位は無用です。当サイト#六大凶方にありますが、今年の場合は北西に当たります。影響の強さは同順ですが、内容が異なることと、本命殺は歳破の万人に対してと違い個人に対する影響という違いがあります。
参考ページ:六大凶方
先日は有難うございました。とても参考になりました。
それから、吉方の気をとりいれるのに吉方が東と西ならどちらか一方にしないと効果は相殺してしまうのですか。例えば私は年七赤月二黒なのですが一白の西は良くないのでしょうか。 5月は西が天道だそうですが。
また年月、日時も吉にするとき、当日より前に移動しその日時間にその場所にいるのとその時間に自宅から出発移動するのとどちらがいいのですか。なるべく遠くに身をおいたほうが効果があるのでしょうか。よろしくお願いします。
 気学には#水汲みという方法があり、これを祐気と言うのは、字の意味から理解出来ます。しかし、吉方旅行も祐気と言うなら、その効果が期待出来ないことは、この場で何度も述べています。
従って、凶方への旅行を心配する人もいますが、吉方効果もないのに凶方の影響があるわけありません。
 物を買うのは自分のお金と相手の持っている品物と交換することです。何かを得ようとすれば当然それに匹敵する対価を(努力であるか辛抱か)支払う必要があります。方位の効果は吉方で一定期間寝泊まりすることによって得られるもので、これは行(修行)と言っても良いくらい辛い?ものです。それに引き換え、楽しい?旅行で何かを期待するのは、努力なしに幸せを得ようとする、つまり、ただで何かを手に入れるのとのと同じです。

 天道など、方位の注釈は九星に従がいます。従って、凶殺と言われる大将軍や姫金神などでもその方位にある九星が#相生星なら問題ないのと同じですから、無視すれば良いでしょう

 七赤/二黒の最大吉方は八白と六白ですから東が勝りますが、これがない場合は一白でも差し支えありません。
「年月、日時も吉にする」とありますが、年・月/月・日/月・日・時は使い分けするものでこの四柱を同時に使うことはありません。
 移動について:水汲みを前提にすると、出発日は関係なく、月・日・時の吉方水を汲めばよいのです。
 最後に、お説教のようなことを言ってお許しください。このような質問を頂くことによって、ページで書けなかった説明が出来るのですから、有り難く思っています。これからもどんどんお寄せください。
参考ページ:相生星 水汲み
投稿者:K.A 不明

 月命星での方位の見方について教えてください。
たびたびすみませんがよろしくお願いします。

移転のとき、月命星で方位を見るときも、年盤にあわせて見るのでしょうか。
子供の場合、月命星の影響が強いということですが、
年盤より月盤の方位の影響が強いということもいえるのでしょうか?

大塚考祥 不明

 月命星で見るのも本命星で見るのも同じです。その方位にある九星との関係になります。
移転時に方位を月命星だけで判断することは、特殊な場合以外ありません。
子供の場合、月命星で方位を見るというのは、月命星を本命星として考えるということで、年盤より月盤の方位の影響が強いということではありません。

移転後すぐの外泊について質問させていただきましたが、
例をということで、お言葉に甘え再度質問させていただきます。よろしくお願いします。

西北西2〜3キロへ6月中に移転をします。1月半ほど経った8月に、西へ数百キロの場所に2週間から3週間ほどの外泊をして、8月中に戻ります。
この場合、どの方角に、いつ移転したことになるのでしょうか。
初心者ながらいろいろ考えているのですが、8月の北西方位は気にしなくてもいいですよね。
6月になります。つまり、年の方位は九紫、月は八白です。
ただ、今年の北西は歳破(大凶方)です。理論上の歳破は北々西ですが、方位を考えるのは九星ですから、西北西であっても危険です。
8月の外泊が旅行であれば、深く考える必要はないでしょう。
投稿者:けい 2002年11月 5日(火)02時13分58秒
こんにちは。いつも大塚先生のお話を色々と参考にさせていただいており、ありがとうございます。
 実は質問がありまして、家を購入した為、12月の6日に北西への転居があります。気がかりなのが12月北西は小月建なのですね。
私の調べたのが間違っていなければ実際「12月」、になるのは12月7日から・・ですか?
そんな微妙な一日くらいの違いならやっぱり#小月建になってしまうのでしょうか?
申し訳ありませんがご回答の程どうか宜しく御願いいたします。
大塚考祥 2002年11月 5日(火)13時21分01秒

 12月は7日以降ゆえその通りですが、移転の日取りは隣月の影響を避けるために10日以降〜月末までと指示します。12月は7日以降ゆえその通りですが、移転の日取りは隣月の影響を避けるために10日以降〜月末までと指示します。

参考ページ:小月建
投稿者:ロコ 2002年11月13日(水)18時05分47秒
 こんにちは。『方違え』について質問します。
 移転方位が大凶だった場合、2ヶ月以上仮住まいをして、その仮住まいから移転したかった方位が大吉になった時点で引越しをする。ということで良いのでしょうか?仮住まいが大吉方位にとれなかった場合は、大凶方位を外せば大丈夫なのでしょうか?
それから、市販の本で読んだのですが、仮住まいでの生活は、夜は毎晩遅くとも10時40分まで帰宅しなければならないとありましたが、どうしてなのでしょうか?こうすることで気の根を張ることができると理解しましたが・・・となると仮住まいにいる時間の長さが問題になりますか?
夜は10時40分という門限があるのならば、朝は何時まで家にいないと意味がなくなるということもあるのでしょうか?
 具体的には、『方違え』とはどのようなことに注意しなければいけないのでしょうか?
よくわかりませんので教えていただけると助かります。よろしくお願いいたします。
大塚考祥 2002年12月 7日(土)13時06分18秒

ロコさん。また答えを忘れていたようで申し訳ありません。
 「方違え」や「方除け」は移転時の方位が悪いため何処かで一泊して入居したり、神社でお祓いをしてもらういったとき、世間で使われる言葉です(方違えは家相のことという話しもあります)
 気学では「方位を取る」と言いますが、原則は吉方で出て吉方で帰ることです。大吉というのが最大吉方のことなら必須ではありませんが、夜11時までに寝床に入るのが原則です。理由は難しいのですが簡単に言うと、子の刻(夜11時〜1時)に「天の気が下降し、地の気が上昇して交わる」この作用が方位の効果です。つまりその場所で眠ることが必要ですから、何時までと言う決まりはありませんが常識的なことで良いのではないでしょうか。注意点はこのことですが、仕事などで時間が守れないこともあり、その場合は仕方ありません。
 以前にその場合は効果がないのかという質問があり、その時は「100%の効果がなくてもそれなりのものはある」とお答えしました。

方違えについての注意点、わかりました。
助かりました。ありがとうございました。
投稿者:さなな 2002年11月15日(金)11時29分34秒
「吉方移転だから何とかなる」・・・確かにそんな甘い思い込みがあったように思い、反省しました。
移動する方角によって効果がそれぞれ、ということはあまり考えていませんでしたが、東というと活力がでるとか、そんな事だったように思います。
是非この東のパワーを見方に付けて元気いっぱいの人生を送っていきたいと思いました。もちろん、個人の努力で。旦那とはよく話し合ってマイホームを実現させたいです
投稿者:ヤンちゃん 2002年11月16日(土)01時12分31秒
さななさんへ、
余計なおせっかいかもしれませんがご参考までに一言いわせてください。
昨年年盤・月盤ともに東の吉方で移転した(つもりの)私は今とてもとてもつらい境遇にあります。(苦しまずにすむなら死んでしまいたいくらい)。
東は効果の発現が早いと思い、起死回生を信じてちょっと分不相応な家賃でも何とかなるだろうと移転しましたが金銭面ではみるみるうちに預金を使い果たしてしまいました。(当然ですよね。)
資金に無理があるなら鑑定を依頼してよく検討されることをお勧めします。
また昨年から3年間は卯(東)に「大将軍」という大凶神があることも念頭に置いていてくださいね。
もちろん私の災難がさななさんに当てはまるとは限らないのですが「東」ときいて他人事に思えなくなりでしゃばってしまいました。
ご助言ありがとうございます!
そうですか。「大将軍」というのは知りませんでした。
よく調べてみますね。
家を持つ、ということは大金がかかることだし、「吉方位なら」という安易な考えは危険だと、確かに大塚先生にも釘をさされ、特に慎重になりました。
ご心配いただきましたが資金のほうは無理をしない範囲でなんとかなりそうです。
ヤンちゃんはとても辛い状況のようですが、自暴自棄にならずにじっと耐えてがんばってみてください!
どん底になれば、あとは上るんですから。
もう少しすれば本来の東の効果が出てくるのかもしれないし。
今は膿を出し切る期間なのだと思います。
そんな時こそ、無理してでも笑ってみてください。
明るい心持でいると、幸運も近づくものだと思いますから。
大塚考祥 2002年11月16日(土)12時12分24秒
さなな さんへの助言ありがとうございます。

 大凶神といわれる#大将軍(大金神)、大吉とされる#歳徳(恵方)などは暦の用語で、方位(学)とは別のものです。これらは九星を通じて作用するので、自己の本命に対して吉星(相生する九星)であれば関係ありません。
参考ページ:大将軍 歳徳
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