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我が家の家相診断


[20年鑑定法]
 家相は早くて5年、普通は10〜20年以上住み続けなければ、その影響は顕かにならず、長年月にわたる検討が必要です。また、ここに示したのは相当年数を住み続けた場合で、尚且つ図面から(手書きのものが多い)考えられる影響の最大の事柄ですから、参考にしか過ぎません。図面だけの場合は[正確な図面]を前にして[家族構成][住人全員の生年月日][職業など]を知らなければ、本当の家相診断は出来ません

 仮に、これらの事柄が現実に起こり得るとしても、相当年数に達するまでに何らかの対策をたてれば心配することはないはずです。

池のある家


[相談]
 8年前に私(夫人)の父親が他界。実家を相続して移転したが、主人は仕事にかまけて家庭を顧みず、子供のことを相談してもお前に任すの一言だけで相手にしてくれない。このままでは父子関係までおかしくなりそうだ。鬼門(北東)の便所が悪いと知人に言われた。

 多くの相談者が気にする便所は鬼門にかかわらず、屋内にある場合はどの方位にあっても家相上は「凶」と判断し、通常は肉体面に影響を及ぼしますが、無視できる程度の極めて軽微です。従って、この相談内容に便所は該当しませんが、南西(和室の仏間・床の間・物入れの部分)の張り出しと北西の玄関が合致します。

 北西の玄関は主人不在を意味し、南西に張り出し(吉)は妻の力が大きいことを現わします。南西に張り出しがあって、主人を意味する北西に欠け込みがあると、最悪の場合は「主人の早世」という本格的な後家相ですが、この家は北西に欠け込みがないのと夫婦の生年月日から後家相形と言うことになります。

 この場合の判断は、主人は仕事が忙しくて家に帰るのは寝るため、月のうち半分は留守、或いは単身赴任で長期間不在ということが多く、必然的に家の中は妻任せになり、妻の有形無形の働きが家運を支えることになります。この家相としては、家庭の事に口を出すと家族がバラバラになることが多いので、主人は仕事だけしていればよい、つまり今まで通りの生活で良いことになります。

 東の台所は、子供の成長促進と家運の発展、家族の健康増進を司る吉相で、特に三碧又は卯歳の人(この家では長男)に多大な影響を及ぼし、若年で世に出ることも可能です。

 この家の問題点は相談で触れられなかったが、「池」の存在です。邸内にある池は方位を問わずに「癌又は腫瘍」を暗示します。この家では南西60度の範囲内にあるので作用は妻に及ぶ可能性が一番高く、部位は腸か子宮(子宮に発生して腸に転移することが多い)に癌が発生することがあります。

 池に面する部分が縁側になっているので、発生すれば死病となることが多く、妻が倒れれば家運の衰退は必然ゆえ、何をおいても池の処分が先決です。



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