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気学とは 1

 気学とは?と聞くと、気功などと言うのは論外として、「九星術」と答える人が最も多く、この人達のみならず書店に並ぶ本なども「気学」ではなく「九星気学」と九星を付けます。最近は気学をベースにしたらしい日本流?風水の流行で、専門家と自負する人までもが恥じらいもなく「風水気学」と改名し、従来の(本当の)気学を「園田気学」として別物扱いする傾向があります。

 気学は「気」の作用に易の哲理を取り入れた「方位地相を含む家相」及び九星学から成っており、大正13年に創始者である園田真次郎氏(地角・明治9年〜昭和36年)によって気学と命名、大正館気学会を開設されました。これをとらえて「まだ百年にも満たない新参の占い」と揶揄する人もいます。その基を中国4000年とは言いませんが、中国の春秋戦国時代に盛んになった五行説と陰陽説が、後漢の時代になって合体して完成したとされる陰陽五行説ですから、少なく見積もっても二千数百年の歴史があることは事実です

 タウンページや検索エンジンのカテゴリーでは占いに分類されているのは仕方ないとしても、気学には『万物は相剋より成る』『吉凶は動より生ずる』『運は先天にあらず後天にあり』という三つの(哲)理があり、これに当てはめて判断するので「黙って座ればぴたりと当たる」というような、主観に頼る占い(カードや霊感など)とは根本的に異なります。


 なお、陰陽五行説とは、天地間に存在する全ての物と象(姿・形)を陰陽に分け、それを五つに大別した「気」すなわち木・火・土・金・水の相生と相剋という二つの作用をを説いたもので、これは鍼灸・指圧及び整骨など、東洋医学の基本であるためこの種の学校では必修になっています。他方、仏教にも(空・風・火・水・地の五大、又は五仏)取り入れられたらしく、五輪塔などはこれを形にしたものだといわれています。

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