厄年 2
本命星による運気の開花時期という考え方があります。三碧・四緑の木星は初年運 一白水星・九紫火星は中年運 六白・七赤の金星は晩年運 二黒・五黄・六白の土星は不変運 とされていますが(初年とは20歳前後 中年は女性の大厄から 晩年は男性の大厄から、不変は年齢に関係なく)、これも今の年齢なら、それぞれ30.50.60歳と言うことになります
「20.30はな垂れ小僧、40.50は花なら蕾み、60.70働き盛り・・・・・90になって迎えが来たら今留守だと追い返せ」
厄年のなかで大厄と言われるのが女性33歳、男性42歳で、この前後が前厄と後厄、世間で言われる厄年とはこの3年間を指すことが多いようで、平成16年は前厄=九紫火星の人 大厄=一白水星の人 後厄=二黒土星の人になります。
9年で一回りする運気の循環を図で示すと下のようになります(数字は平成16年の九星の位置)。前厄は大厄を次の年に控えた年ですから理解出来ますが、後厄と言われる南西に入った年はすでに上昇期に突入しています。盛運期に一歩足を踏み入れたにも関わらず、後厄だから何をしても駄目と言われると、4年しかない盛運期の1年間を無駄に過ごすことになります。
なお、暦(九星術)では前厄である南に入った年を「盛運」としたものが圧倒的多数です。
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さて、前ページに戻りますが19.37歳は中宮した年、つまり今年の場合は五黄です。それゆえでもないのでしょうが、「五黄の年は移転してはいけない」「土の作用が強いので新築は危険」etc・・・・・なかには何を勘違いしたのか「五黄の年は全方位が暗剣殺になる」と言う人もいました。
五黄の年の万人に悪い方位は、五黄殺と暗剣殺がないので歳破方の一方位しかありません。しかし、その他の年は三方位あり、そのうえ生年月日に関わる本命殺・的殺と月命殺、都合六方位あり、またまたそのうえに殺気・死気の二方位、合計八方位になります。そして月の方位もとなると行くところがないと言うことになります。しかし、これらはダブっているのでその隙間が吉方になるのですから、五黄の年は隙間が多い、つまり選択肢が広がるので一番移転に適した年と言えます。
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昨年末から「来年か再来年(16年か17年)に新築を考えているのだが、年回りは?方位は?」」といった、九紫の人からの相談が目につきます。
左の図は平成17年の方位盤ですが、九紫の人は吉方がないので「16年が良い」と答えると「五黄の年は新築や移転は駄目と言われた」
それなら平成18年以降になりますが、選択肢が狭まる年に家族が無理なく移れるかどうか・・・・・・・
なお、これと同じ年は36年毎に回ってきます |
暗剣殺 |
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五黄殺 |
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歳 破 |
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本命殺 |
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的 殺 |
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殺 気 |
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死 気 |
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