キーワード 「充実」「目上」「斗い」「4・9」
三碧木星は北西に入り充実期を迎える。季節なら秋で完熟(充実)した五穀を取り入れる時期。ゆえに九星術では盛運と判断することが多い。しかし、完熟した実は落果を待つだけだから、易の哲理を取り入れた気学では、運気は下り坂の始まりで今年から5年間の衰運期に入ることになる。しかし、今年は昨年の余力が残っているので、無理さえしなければ一挙に落ちることはないところだが、金剋木でとにかく辛さを感じるだろう。
未だ充実期ゆえに意欲、行動力共に旺盛で公私共に忙しい年だが、空回りすることが多く、動いた割に得るものは少ないだろう。損得を考えずに誠心誠意努力して施しに徹することが肝腎。なお、施しとは見返りを求めぬ善行をいう。見返りは結果だから期待すれば腹が立つだけ。自力を過大に評価する傾向が強まり周囲と摩擦を起こしやすい。
争い事は表面的に勝っても実質負けの場合が多く、そうでなくても関係の修復が困難になりやすいので避けるが賢明。勝負事は大欲を出すと逆目が出る。全勝を望まず3勝2敗が程よいところ。目上との諍いは禁物。何事も目上を立てれば損はないはず。
【今年注意すること】
年配の男性に関すること・過労・散財・争い事
今年期待できること 目上関係・名誉
注意の必要な月 4・5・6月と翌年1月
注意の必要な病気 発熱・頭部・肺・血圧・手足の大骨
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