キーワード 「交わり」「困難」「戸籍」「1・6」
今年の九紫は北に位置する。いわゆる厄年で季節にたとえると冬で、太陽の働きがもっとも衰えたとき。植物なら春の芽出しに向けて準備中。一日の中では午前0時前後。太陽は明日に向けて昇る準備をしているころ。
今年の運気は冬の暗闇といったところだが、ものは考え方でこれより暗くも寒くもならないのだから目出度いと言えなくもない。運気が低迷中ゆえ新たなことに取り掛かるには思案がいるが、いわゆる厄年といわれるこの年に開業して大きい成功を得た人もいる。それは、事前に方位を取って運気の向上を図ったうえで努力をした結果。つまり、人より1年余計に働くことになるし、運気がどん底であるかぎりこれより下がる余地がないので当然と言えなくもない。ゆえに古来よりの無為無策を第一とするのもあまりにも非科学的な偏見といっても過言ではない。
元来、本厄年は北方の水が穴に陥った象をいい、それゆえ湿性感染症を患ったり、色情問題やまた無理な金策での大損失ということになりやすく、流水ゆえに不安定感は免れない。
また九紫の北は水剋火と剋殺されるので他星より強烈に来災する。ただこの本厄年を利用し、10年先を見据え善事、研究、習得を目指すなら大いに宜しい。飽きず休まず緩まずの継続が後年必ず善き成果を収めることとなる。
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