キーワード 「離別・付着」「争い」「麗らか」「公難」「2・7」
八白は南に回座する。衰運年の4年目で季節にたとえると盛夏。一日では正午。何れも太陽の働きが最も盛んな時期に達する。ちなみにお月様なら満月。これを指して九星術では◎又は○印を付けることが多い。
過去10年あるいは長年の行いがすべて青天白日のもとに晒される。善行なら世に認められ、凶行なら晒し出されて露見して不名誉、対立争破から訴訟、三角関係から離生別などとなる。
太陽の働きが最盛期であるのは一瞬だけでこれを過ぎれば衰えるのみ。満月を過ぎれば後は欠けていく以外に道はない。だから「前厄だから・・・・・しては駄目」と言うのはあながち間違いでないかもしれない。
今年は衰運期を脱出したのではなく、衰運期の難関を一時退避したにすぎないが、停滞していた昨年に比べれば、それなりの良化は見込めるだろう。諸問題や苦労は小康して適当な解放感を味わえるだろうが、根本的に解決したとは考えないこと。
運気好調を感じても長続きしないので、調子に乗ったり油断をすれば人や物が我より離れ、付くものは悪名だけということに成りかねず、裁判などの公難に発展することもある。物事の判断が鈍りやすいので、文書印鑑に関することは細心の注意が必要な年。
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