キーワード 「開花」「結実」「5・10」
四緑は中央に入り、運気はこれまでの9年間で最高位に位置する。九星術では周囲を他の星に囲まれている姿から「八方塞がり」「何をしてもいけない年」等々、なかには何を勘違いしたのか、「周囲は全て暗剣殺になるので移転する方位がない」などという考えをもつ人もいるらしい。九星遁行の理からも徳川時代の盲説でしかない。
気学では、中央に位置するということは八方を睨む姿、即ち八方を支配すると考える。また、過去に造った原因に対する結果が形ちとなって現われるときゆえ、原因が悪ければ結果は良くないのだから、塞がるか支配できるかは本人のみが知り得ること。だから、性悪説を採るなら八方塞がりの判断は正しいことになる。したがって、運気は強大でも盛運とは言い切れない。中宮を家とするならそこまでに凶を使ってきたものには集大成としてのそれなりの結果は当然といえる。
花なら満開、月なら満月状態でそれ自体は良いことだが、その後は散り欠けて行くのだから、中庸を尊ぶ易の哲理によると決して好ましい状態でないことになる。しかし、あなたが生まれ出て人生の第一歩を踏み出した同じ年だから、気学では目出度い年(最強運)と判断する以外にない。
また家の増改築をしたくなるが、居ながらにしての造作は自身にとって大凶、1年目から生死に係わるので絶対タブー。
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