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太 極(家の中心)  その1   ”現代日本の家相学”  祥氣舎より発売中
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 太極とは「万物の源となる本体で、それ自体は形も動きもなく、陰陽の二元が生ずるところ」となるのですが、平たく云えば中心です。従って、方位なら自分であり家相では家の中心になりますが、家相は「気の作用」ですから単に家の中心だけではなく、寝室も太極になります。
建物の中心は、正方形や長方形の場合は対角線の交わる点になりまが、変形の家や張り出し・欠け込みのある場合は対角線を引く位置が異なります。


【1図】∠acf,∠cfg,∠fgbは直角でないので、ブルーの部分は変形の張り出しとみて、線cdとaeの交点を求めます。


【2図】張り出しのある建物は張り出し部分を除いた対角線の交点を求めます。


【3図】欠け込みのある建物は欠け込み部分を埋めた対角線の交点を求めます。

【4図】張り出しと欠け込みがある場合は張り出し部分を除いたうえ、欠け込みがないものとして(埋めて)対角線を引き、その交点を求めます。

下図はこれと違う方法で、意外に多くの人が使っています。
@厚紙に家の形を移して切り抜く。
Aその角から、先端に重りをつけた糸を垂らして、糸に沿ってラインを引く。
B隣の角からも同じ作業をする。 Cもう一つの角から同じ作業をする。
D三本のラインの交点が中心になる。


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