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我が家の家相診断


[20年鑑定法]
 家相は早くて5年、普通は10〜20年以上住み続けなければ、その影響は顕かにならず、長年月にわたる検討が必要です。また、ここに示したのは相当年数を住み続けた場合で、尚且つ図面から(手書きのものが多い)考えられる影響の最大の事柄ですから、参考にしか過ぎません。図面だけの場合は[正確な図面]を前にして[家族構成][住人全員の生年月日][職業など]を知らなければ、本当の家相診断は出来ません

 仮に、これらの事柄が現実に起こり得るとしても、相当年数に達するまでに何らかの対策をたてれば心配することはないはずです。


マンションの家相 
1図
 長方形で玄関の反対方位にベランダがあるという、向きを別にすれば何処にでもあるマンションです。
 長方形の家は形状的に吉作用のある#体張りが2カ所にできますから、両図のように東西に長い家には、必ず東と西に体張りがあります。

 形だけで判断すると、西には悦びとお金、東には健康と成長(男児・家運)という代表的な意味から、この家は金銭的な悦びを得たうえ、家族の健康と家運の発展も期待できる、誠に結構なマンションです。
(キッチンは省略します)

 しかし、1図は東と西の向き合った方位に、玄関とベランダという大きな口があるので、お金は素通りします。底の抜けた財布にお金を入れているのと同じで、お金の多寡に関係なく収入=支出という状態、家運も上昇すると下降を始めるエレベーターのようなもの、と云うことになります。

 西方位の影響を最も大きく受けるのは七赤金星か酉歳生まれの人、東方位は三碧木星か卯歳生れの人ですから、この人達にとって東西の体張りは良く効きますが、玄関とベランダの悪い作用も強いことになります。例えば、七赤金星か酉歳生まれの人だと、収入は多いが支出も多い、或いは、小金には困らないが大金で苦労するという判断もできます。

 仮に東がベランダではなく、壁で塞がっている(又は腰付き窓)とある程度の蓄えは可能です。しかし、玄関が西にあるので溜まったころを見計らって支払いが起こり、場合によれば蓄え以上の金が出て行くこともあります。
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