先天的基本特性
若い人のみならず多くの人に人気のある血液型占いを最初に考えたのは医学博士で主に血液を研究していた人だと聞いています。この人の結論として「血液型によって先天的なものはあるようだが、世間で云われているような固有の性格はない。性格は先天的に持っているものが、育った環境などで変化し形作られるものだ」と云われたのを何かの本で読んだ覚えがあります。
運
四柱推命や九星術による性格判断も「生まれつきの性格」として書かれていますが、それは「血液型」と同様に性格ではなくて先天的基本特性というべきです。これが「育った環境などで変化し形作られる」と云うのも先の医学博士の言と同じです。
気学で云う先天的性格は、生まれた家で三年以上育った場合にのみあると考えます。即ち、その家の持っている固有の家相によるもので、例えば生まれ育った家が強欲の相を持っていたらその人は生涯強欲を貫きます。これ以外は生活している場所の環境、つまり、その後に移転した方位並びにその家相によって、先天的基本特性を基に性格は形作られ、あるいは変化していきます。
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