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鬼門筋の玄関   ”現代日本の家相学”  祥氣舎より発売中
家相(鬼門)Q&A 家相(間取り)Q&A

 いわゆる鬼門筋とは北東と南西各60°の範囲で、関西が特にそうなのかも知れませんが、便所に次いで嫌われているのがこの玄関です。家相上、玄関は方位に関係なく凶作用を有するので、鬼門筋だから特に悪いということはありません。
なお、北東は八白土星か丑・辰歳の人、南西は二黒土星か未・申歳の人に強い作用を及ぼします。

 北東60°の範囲は、十二支では丑と寅、十干では癸と甲の一部各30°があり、九星「八白土星」の定位で、その代表的な象意(意味)は「相続・親族、欲、止まる」などです。
その由来は、毎年丑の月は旧暦12月、寅の月は正月ですから、丑寅(北東)は年のつなぎ目に当たります(新暦では、丑の月は1月、寅の月は2月で、節分・立春でもある)。よって北東は、先代から当主へ、親から子へと引き継ぐ「相続」→「親戚」を表し、人体では関節などの継ぎ目(他に肋骨・筋肉・盲腸・鼻などの出っ張った部分)に当たります。また、12月(丑)は1年の終わりであることから、「止まる」→「溜まる」→「欲」の各意になります、そして1月(寅)から新年になるので「古き(旧年)が去り、新しき(新年)が始まる」状況を表します。

南西60°の範囲は、十二支では未と申、十干では丁と庚、九星「二黒土星」の定位で、その代表的な象意は「妻・母、欲、勤勉、順う」などです。この欲は勤勉性に伴うもので、八白の欲とは性質が異なります。

【1図】
 外壁と面を一にした玄関が北東(A)にあると、親戚に迷惑を被る、相続人が他所で一家を構える、相続時に親戚が口を挟むなど、主として相続関係の障害を考えます。

 これが南西(B)だと、妻は常時家を留守にして家庭内の仕事が疎かになりがちで、家庭不和になることがあります。
【2図】
 北東の欠け込みの玄関(A)は、相続人が早世するなど、正規の相続が困難、或は相続問題の係争などが考えらえます。

 これが南西(B)だと、妻の早世、家出、或は病弱など、妻がいないか、妻としての働きができない、労働意欲の減退、忘失などが考えられます。
【3図】
 張り出し部分に玄関を付ければ凶作用は防げます。この場合の張り出しはA,Bとも玄関スペースだけにして、他に物入などは造りません。(理由は#鬼門筋の張り出し)



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