「張り出し」と「欠け込み」 ”現代日本の家相学” 祥氣舎より発売中
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書店に並ぶ家相本やこの種のページの多くが「張りと張り出し」「欠けと欠け込み」の区別がされていません。
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張りはとは1図、張り出しは5図の形です。 |
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欠け込みとは6.7図のように家の一部が無い場合のことですが、欠けは玄関など段差のある部分を言います。 |
図を見ればその違いは一目瞭然、
両者は全く違う性質のものですから、当然その影響も異なりますります。
※ 家の基本形は長方形です。
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【1図】長方形の短い方を1辺とした正方形(体)を中心にとれば両端り余りが出ます。
この部分を体の張り(体張り)といって吉に作用するので、長方形の家は必ず二か所にあることになります。 |
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【2図】 正方形の家は「体」だけで、吉作用のある体張りがありません。
間取りがいくら良くても発展性のない、最悪を考えればじり貧になりかねないので「凶相の家」と判断します。
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【3図】建て売り住宅の端家によく見られる形です。これは体が満足にないので2図より凶相です。このような形で玄関が欠け込み部分(青色)にあると二重の凶相です。
この図は誰が住んでもかなりの凶作用を受けますが、欠け込みの影響はその方位と住人の生まれ年によって差があります。 |
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【4図】体が3分の1以上斜めに欠けている場合は三角形の家と同様、住む人を選ばな(誰が住んでも)大凶相です。
このような形の家は敷地も三角形のことが多く、何れか二辺が道路になっていると最悪です。
方位に関係なく「張り出し」は吉と判断しますが、角が直角でない円形・多角形等の変形の張り出しは例外です。 |
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【5図】は1図に張り出しを付けたもので、吉作用のある部分が3カ所もある立派な吉相形です。 |
※ 張り出しの長さが全長の3分の1以上になると反対側に欠け込みが出来ます。 |
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【6図】
方位に関係なく「欠け込み」は凶と判断します。 |
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※ 張り出しの長さは全長の3分の1以下で、端にあることが必須要件です。 |
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【7図】
張り出しが3分の1以下でも、両端が空いている場合はその部分を欠け込みと判断します。
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